テーマ:書籍

櫛挽道守(くしひきちもり)

木内昇さんの「櫛挽道守(くしひきちもり)」を読み、物語が非常に心に残りました。木内さんの作品は「笑い三年、泣き三月。」以来。非常に丁寧に歴史を勉強していることがあちこちに表れています。 木曽山中、薮原宿。中山道沿いの小さな宿場町で、「お六櫛(おろくぐし)」を作る一家がいた。主人公長女の登瀬。天才的な職人である父・吾助。生活に倦…
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残された山靴―佐瀬稔遺稿集

残された山靴 佐瀬稔著 志半ばにして山に逝った登山家8人の最期を描いている。加藤保男のエベレスト、植村直己のマッキンリー、長谷川恒男のウルタル、小西政継のマナスル。最後に著者の佐瀬稔の闘病生活の様子が奥様により綴られている。 目次 第1章 グランド・ジョラス北壁の生と死/森田勝 第2章 エベレストの雪煙に消えた山の…
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花の鎖

湊かなえの「花の鎖」 図書館で予約すること半年待ちでやっと読むことができました。 湊かなえは今の尾道市因島出身。今年のGWに家族で尾道に旅行に行ったし、現在は、これまた家族旅行で行ったことのある淡路島に在住。学生時代は自転車にハマっていた。歳が近いということで非常に親近感のある作家です。 さて、花の鎖。元英語講…
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未知なる世界への憧れと挑戦

広島県立歴史博物館で平成26年6月8日まで「守屋壽コレクション」企画展が行われています。 http://www.manabi.pref.hiroshima.lg.jp/rekishih/cover.html 場所は少し遠いのですが広島県福山駅前です。 一個人がこれだけの地図をコレクションしてい…
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アイルランドモノ語り

「アイルランドモノ語り」(栩木伸明著) 良い本に巡りあえました。 著者はJ.M.シング「アラン島」やC.マッキャン「ゾリ」の翻訳者で早稲田大教授の栩木伸明氏。 私が無類のアイルランド好きであることは以前ブログに書きましたが、ここ、アイルランドの牧歌的な雰囲気がたくさん詰まっている本だと思いま…
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お登勢

今、船山馨の「お登勢」を読んでいる。 NHKのドラマになったこともあるみたいだが、久々に良い小説にめぐりあった。 明治維新、徳島藩と稲田家の確執により起きてしまった稲田騒動のお話。 稲田側が成り上がりの岩倉具視などの新政府に北海道静内に移住させられ、開墾するのが小説の流れなのですが・・・。 思わぬところで嬉し…
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2052年

2052 今後40年のグローバル予測 ヨルゲン・ランダース著 新年一冊目はこのような本を読んでいます。 2052年。人口、気候、食料、エネルギー等々どうなっているのでしょうか。 「成長の限界」が世に出た後の40年間も走り続けてきた結果・・・。 私は生きているか分かりませんが、子どもや孫はおそらく生きている…
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竹内街道

12月8日の日経朝刊に、真珠湾攻撃を指揮した淵田美津雄が攻撃後に作成した戦果説明図が6日、ニューヨークで競売に掛けられ、42万5千ドル(約4,370万円)で落札されたと報道されていた。 落札者は明らかになっていないようであるが、淵田美津雄は「街道をゆく1」竹内街道に載っていて名前は知っていた。いろいろと大変な人生を送られたようだ。…
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東京多磨霊園物語

「東京多磨霊園物語」明石書店。地元府中市浅間町在住の立元幸治さん(78)が2年余をかけて執筆した「東京多磨霊園物語」。本には、芸能や文学、芸術、政治、思想などの分野で、主に昭和期に活躍した2人を組み合わせる手法で、計30組の物語が掲載されている。 立元さんは九州大学卒業後、NHKに勤務し、2000年頃に府中市に転居してきたと…
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北斗

「北斗」を読んでみました。石田さんは直木賞作家で「北斗」は中央公論文芸賞を受賞しています。 石田さんといえばR25の巻末のエッセイしか読んだことありませんでしたが、非常に重い内容の小説でした。特に前半の北斗に対する両親からの虐待場面は、あまりにも生々しく残酷で、2,3日間ページを進めることができなくなりました。もう読むのを…
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ハピネス

ハピネス 桐野夏生著 私にはしては珍しいジャンルの本を読みました。江東区のタワーマンションに住むママトモ達の日常を題材とした内容です。 ママトモっていう言葉いつから使われるようになったのでしょうか?群れる人たち。自分たちの能力に関係なく、ご主人の職業、年収等によるカースト制。まぁ昔からこの種のカースト制は社宅や官舎で…
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深夜特急(ギリシャ)

沢木耕太郎さんの深夜特急を夢中になって読んだ。 香港、マカオ、インドから基本バスでロンドンまで行く旅だ。 私が興味を示したのはギリシャの旅。2009年スパルタスロンに出場してからもうすぐ4年が経つ。深夜特急を読んで当時のことが思い出されてきた。 沢木さんが旅したのが70年代だから、まだスパルタスロンは開催されていない。…
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笑い三年、泣き三月。

笑い三年、泣き三月。 著者の木内昇氏によると、義太夫節の修業で使われる言葉で、人を泣かせる芸は3ヶ月で完成するが、笑わせる芸には3年かかる、ということのようです。 終戦後、昭和23年位からが小説の舞台ですが、著者の木内氏、私とたいして年齢違わないのに、当時の街の様子などがいろいろな人物を通してリアルに描かれています。 …
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狭小邸宅

狭小邸宅、新庄耕著 三か月前位まえに予約したこの本、予約したことなどすっかり忘れていたのですが、本日マラソン行かなかったので一気に読みました。 うーん。私が体験したことが活字になることなど滅多にないのですが、ここまで極端でないにしろ住宅メーカーに勤務したことのある私には思い当たることばっかり。 なんなんでしょうか。…
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辺境を歩いた人々

辺境を歩いた人々 府中市に20年間在住されていた宮本常一氏の著書。 江戸から幕末、明治にかけて北は樺太から南はトカラ、石垣、西表まで日本中を歩き回った人たちの記録であり、中学生や高校生でもわかるように、明快かつ丁寧に書かれています。 目次に紹介されている人は近藤富蔵、松浦武四郎、菅江真澄、笹森儀助の4人であるが…
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宮本常一

最近はまっているのが、民俗学者である宮本常一(1907~1981)氏の書籍です。 司馬遼太郎、きだみのるに続いて、氏の書籍から感動を受けています。 忘れられた日本人 辺境を歩いた人々 故郷の山口県周防大島には氏を紹介するための周防大島文化センターがあるようなので、近いうちに訪れたい。周防大島では毎年マラソン大…
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きだみのる

きだみのる 私が初めてこの名前を知ったのは、昨年秋の読売新聞多摩版であった。ファーブル昆虫記「山田吉彦(本名)」全20冊分の和訳を行ったかと思えば、戦前から25年以上現八王子市恩方の電気も水道も何もないところに住み、今なお研究する人が後を絶たないという記事を読んだからだ。 私のように大衆迎合が大嫌いでひねくれた人間は、この新…
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東寺への旅

東寺の春期特別公開が開催されているので、鯖街道ウルトラマラソン後、拝観してきました。 今回特別に拝観できるのは、宝物館、国宝観智院、国宝五重塔。 私は、昨年東京国立博物館で開催された空海展を見て、弘法大師空海に対し、すごい、大天才という感想は持っていましたが、どちらかというと意地悪という感情の方が強かったのも事実です。 …
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戦時下の武蔵野

「戦時下の武蔵野」 本日(平成24年1月25日)の読売新聞多摩版に法政大学中高等学校の牛田守彦先生の新刊「戦時下の武蔵野」の記事が掲載してあったので迷うことなく購入しました。 三鷹ネットワーク大学で牛田先生の講演を聞いてから、ずっと息子たちにも聞かせてあげたいと思っていました。最近本はもっぱら図書館で借りているのですが、この…
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昭和天皇伝

昨年「韃靼の馬」と共に司馬遼太郎賞を受賞した「昭和天皇伝」。 読み応えありました。 著者の伊藤之雄さんの主観を可能な限り省いていると思います。学校では決して教えてくれないことばかり。司馬遼太郎の「街道をゆく」と同様に、今後日本を背負っていく若者には是非とも読んで欲しい一冊です。 今月は150キロ位は走れるかな?…
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韃靼の馬

韃靼の馬。お勧めです。 私の大好きな司馬遼太郎賞を受賞したので読んでみました。江戸時代の朝鮮通信使のお話。韃靼の馬は日本人サイドと朝鮮人サイドの両方から描かれているのが素晴らしい。大阪堂島のコメ取引所の描写は圧巻です。 歳とって時間ができたら通信使の旅(ランニング)も楽しそうです。九州まで走っていき、そこから船で対馬、釜…
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リヴァプールの空

リヴァプールの空(ジェイムズ・ヘネガン著) お勧めの本です。私はあまり洋書を読みませんが、リヴァプールやアイルランドに非常に興味があり、いつか訪れたいと思っていることもあって、書名に惹かれて読んでみました。 是非、子供にも読んで欲しい作品です。 原題は「WISH WE LUCK」というタイトルですが、「リヴァプールの空…
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