東京多磨霊園物語

「東京多磨霊園物語」明石書店。地元府中市浅間町在住の立元幸治さん(78)が2年余をかけて執筆した「東京多磨霊園物語」。本には、芸能や文学、芸術、政治、思想などの分野で、主に昭和期に活躍した2人を組み合わせる手法で、計30組の物語が掲載されている。
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立元さんは九州大学卒業後、NHKに勤務し、2000年頃に府中市に転居してきたと先月の読売新聞多摩版に紹介されていた。府中市に転居した年がほぼ一緒というだけの共通項ですが親近感を覚え読んでみた。週2、3回は多磨霊園を散策しているみたいなのでどこかでお会いしたことがあるかもしれない。それにしてもわが府中市には凄い人がたくさん住んでいる。

先日の丸ビルで行われた本格焼酎・泡盛試飲会で○さんに紹介していただいた「山の会すかんぽ」のtさんの名刺にのらくろの絵が載ってましたが、のらくろの田河水泡のお墓も多磨霊園にある。田河水泡夫人が作家で随筆家の高見澤潤子で、その兄が哲学の小林秀雄とは。田河水泡は小林秀雄にこうも語ったという。「のらくろというのは、実は、兄貴、ありゃ、みんな俺の事を書いたものだ。」と。

田河水泡の弟子だった長谷川町子のお墓も多磨霊園にある。加藤芳郎というと連想ゲームを思い出すが、漫画家の加藤芳郎は「こんなに幅広く老若男女を問わず読まれる漫画家は、もう出てこないだろう。ただやさしいだけではなく、〈いじわるばあさん〉のようにけっこう皮肉な目で世の中を見ていて、それが作品の幅にもなっていたと思う。」と語っていたようだ。つくづく思う。ああ昭和時代は良い時代だった。

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